年が明けてから10日程度が経ちましたが、皆さん今年のトレードは既にスタートされていますでしょうか。私は、市場がスタートした2日から早々にスタートしています。
私のトレード手法は、ブログ内でも書いている通り、グリッドトレードですので、範囲の狭い点の勝負ではなく、かなり広い面での勝負です。
ですので、時期的なEAの稼働・停止は他のトレード手法に比較すればかなり緩いと言えます。
とは言え、年始相場なので、一応慎重に相場を見ている部分もあります(笑)
なぜ、グリッドトレードがあらゆる相場に機能しやすいのか
私が、なぜグリッドトレードに注目してトレードをしているかと言うと、プロフィールページにも書いたように、「小さな利益でもとにかく安定してコツコツと長く利益を積み上げていく」という目的でトレードをしていく上で、グリッドトレードが再現性が高いやり方だと感じたからです。
ではなぜ、グリッドトレードが、再現性が高いのかを考えていきます。
相場の本質に立脚している
グリッドトレードは、相場の大原則である本質でもある「相場は波を描きながら上下動を繰り返す」というものに立脚した稼ぎ方です。
上がったものは下がるし、下がったものは上がります。これが絶対的法則です。
「いやいや、大暴落や大暴騰があって、価格が戻って来ない時もあるよ!!」
こういう風に感じる方も沢山居るかと思います。確かに1年数回程度大相場がやってきて一方向に大きく下落したり、逆に一方向に大きく上昇したりします。
ですが、その大きな急落・急騰すらも「波の一部」なんです。常に一定の波動幅で相場を見てしまうと、「価格が戻って来ない時がある」と感じてしまいます。
ですが、もっともっと俯瞰すると、その大暴落や大暴騰すらも大きな大きな相場の中の波の一部だということが分かります。
グリッドトレードでは、ポジションを等間隔で積み増ししていきますから、ポジションの平均取得単価を有利にしていくことが可能です。
つまり、必ずしも相場の全戻しを必要としていないわけです。この「状況を有利に持ち込む」と「相場の本質」を掛け合わせることで、あらゆる相場に機能しやすいトレード手法になります。
テクニカルで売買をしていない
グリッドトレードは、その手法の特性上、テクニカルで売買をしていません。一番最初のポジションに関しては、テクニカルで判断してポジションを保有する場合もありますが、その後の相場の動きに対するポジションの積み増しというのは、基本的には等間隔で機械的にポジションを保有していきます。
つまり何かの指標に依存した売買をしていないということです。例えば、一般的なEAの話をすれば、何らかのテクニカル指標に基づいたもの、あるいはそれらの組み合わせでもって売買判断をしてトレードします。
その結果、あるタイミングから賞味期限が切れたかのような残念なトレード結果になってしまうことも本当に少なくありません。
バックテストでは10年間右肩上がりだけど、いざリアル相場でトレードしてみたら、ほとんど利益が出ないとか、最初は調子良いけど1年も経たず勝てなくなった・・・なんていう悲しい現実もよくある話です。
グリッドトレードは、何のテクニカル指標にも依存せずに、ただ相場の本質に立脚したトレード手法で極めてシンプルな稼ぎ方だと思います。
そういったことから、一時的にしか機能しないということは無く、長期的に機能しやすいと言えます。