今回は、VPS上で起動させているMT4の動作を軽くするための方法を解説していきたいと思います。
既に知っている方もたくさん居るかと思いますが、もし初めて聞いて「知らなかった!」という場合は、ぜひ実践してみて下さい。
VPS上のMT4の動きが遅い
EAの運用において、多くの方がVPSを利用するかと思います。初めてVPSを利用した際にVPS上のMT4の動作に対して「遅い」「重い」というようなことを感じた方も非常に多いかと思います。
今回の記事で解説する内容は、そんな重たくて遅いMT4の動作を少しでも軽くしてあげるための方法です。
劇的にサクサクと軽くなるわけでは無いですが、やらないよりはやった方が間違いなく良いかと思います。
それでは、1つずつ説明していきます。
MT4の動作を軽くするための方法1:音声設定を無効にする
MT4の「ツール」⇒「オプション」内の「音声設定」を無効にします。「有効にする」にチェックが入っている場合は、チェックを外して無効にしましょう。
MT4の動作を軽くするための方法2:ニュースを無効にする
「サーバー」内にあるニュースの設定を無効にします。「ニュースを有効にする」にチェックが入っている場合は、チェックを外して無効にします。
MT4の動作を軽くするための方法3:チャート保存を無効にして最大バー数を減らす
同じくオプション内の「チャート」タブを開きます。「再表示用に削除済みチャートを保存」という箇所があります。
これも保存せずとも特に問題ありませんので、チェックが入っている場合は、チェックを外します。
次に、一番下にヒストリー内の最大バー数とチャートの最大バー数を設定する箇所があります。
無駄にバー数があっても意味無いので、両方とも2000程度にします。ただ、ここの最大バー数に関しては、減らしてもEAの稼働に問題や影響が無いかをEA提供者や販売者等に確認してから減らすことをお勧めします。
減らすことによってEAのトレードに影響を及ぼすようであれば本末転倒になってしまいますので、確認して問題が無ければ減らしてしまいましょう。
まとめ
MT4の動作を少しでも軽くするための方法を解説しましたが、どれも簡単に設定出来てしまうものですので、知らなかったという方は、ぜひ設定してみて下さいね。
ただ、冒頭でも書きましたが、これで劇的に軽くなるということではありません。頻繁にフリーズするくらい重たい場合は、メモリ容量の見直しや、そもそものVPS業者の見直しをお勧めします。